海外駐在から帰国後、転職することはOKです【元駐在員が転職した結果】

海外駐在から帰国後、転職することはOKです【元駐在員が転職した結果】

  • 海外駐在から帰国した後、転職しても良いのかな?実際、転職している人ってどのくらいいるんだろう?実際に転職した人の話を聞いてみたい

 

本記事では、上記のような悩みに答えていきます。

 

結論、海外駐在から帰国後に転職することはOKです。実際に転職している人も多いですし、私自身もその一人です。

 

私の経歴

新卒で大手グローバル企業に入社し、26歳で海外駐在を経験しました。海外駐在を経てからは転職活動を行い、希望していた同じく大手グローバル企業に転職を成功させました。

 

私自身、本当に多くの駐在員とか変わってきましたが、彼ら彼女らがどんな悩みを持ち、転職を考え、実際に行動に移したか、その実態を把握しています。

 

そこで本記事では、海外駐在から帰国後に転職することについて、元駐在員であり、実際に帰国後に転職をした私が、実態を解説していきますね。

 

本記事でも書いていきますが、海外駐在のキャリアは貴重です。日々迷いながら時間と経験を消費してしまうのは勿体無いですですから、本記事を読んで、悩みとはもうオサラバしましょう。

 

海外駐在から帰国後、転職する人の割合とは

海外駐在から帰国後、転職する人の割合とは

 

  • 4人に1人が、海外駐在から「帰国後2年以内」に転職している

 

上記は海外の調査ですが、これがだいたいの割合です。情報ソースは海外赴任者が帰国後に退職してしまう理由です。

 

海外の調査ではありますが、実に4人に1人の割合で海外赴任者が帰任後2年以内に辞めてしまっているというわけです。日本人はそこまで高い割合ではないかと思われますが、同じような傾向は確かにあるのではないでしょうか。

引用:海外赴任者が帰国後に退職してしまう理由

 

私自身、海外駐在をしていましたが、周囲の方を見ても、だいたい4人に1人くらいが駐在帰国後に転職をしていましたね。

 

ですから、この数字は信ぴょう性は高いと思います。

 

海外駐在から帰国した後、辞めてしまう3つの理由

海外駐在から帰国した後、辞めてしまう3つの理由

 

じゃあなんで、海外駐在から帰国した後、こんなに多くの人は辞めてしまうのでしょうか?

 

私が周囲の駐在員から聞いた情報や、私自身が転職した理由も踏まえると、概ね以下の3つに集約されると考えています。

 

  1. 海外駐在は「価値観」が大きく変わる経験だから
  2. 海外と比較し、日本の仕事がつまらなく感じるから
  3. 「もう海外はいいや」となりやすいから

 

それぞれ解説をしますね。

 

1. 海外駐在は「価値観」が大きく変わる経験だから

海外に赴任した経験があるならわかると思いますが、海外駐在は、それまで自分が持っていた価値観を大きく変える出来事になります。

 

例えば海外駐在すると、日本とは全く異なる生活週間・商習慣の中で、1年中仕事をすることになりますから、その過程で、自分自身の考え方も大きく変わることが多いんですよね。

 

事例:私の事例

例えば私の場合、仕事に対する取り組み方が変わりました。

 

もともと日本にいたときは、猛烈社員ともでも言うのでしょうか(笑)、残業もがっつりして働いていたんですよね。

 

ですが、現地の方は、残業なんて以ての外、定時になったらサーッと全員帰宅することが一般的でした。ですから赴任当初は「お前はなんでそんなに働くのか?」「自分の人生楽しんでるか?」と、よく言われたことを覚えています。

 

このようなことはこれまで日本で働いていた時は経験をしたことがなかったので、赴任当初は本当に慣れませんでした。

 

ですが、「郷に入っては郷に従え」という言葉もありますし、周囲の現地スタッフのように自分も行動してみました。その結果、想像以上に快適な働き方だったんですよね。

 

夕方17時に退勤し、マンションに付いているジムに通ってトレーニング、その後は家でご飯を食べ、夜は読書をしたり、自分の仕事に関連する勉強などをしていました。

 

その結果、自己投資もプラスに働き、本業の仕事がさらに上手く行くようになったんですよね。身体も健康になりましたし、何より心に余裕も出ました。

 

そんなワークスタイルを経験した後に日本に戻ると、、私自身はもう無理でした(笑)

 

私の会社は無駄な付き合い残業も蔓延していましたし、完全に日本企業のカルチャーには合わなくなってしまったんですよね。

 

このように、海外駐在を経て、価値観が大きく変わる人は私が見ていても多かったです。

 

2. 海外と比較し、日本の仕事がつまらなく感じるから

海外駐在すると、日本でやる仕事より、一つも二つも高いレベルの仕事をすることになります。

 

例えば日本で係長であれば、現地では課長の仕事を、日本で課長であれば、現地では部長の仕事をすることが一般的です。

 

ですから、例えば現地では「部長」として裁量権を持ってバリバリ仕事をしていたのに、日本に帰ってきたら「課長」として調整役ばかりに終始する、なんてギャップも生まれてしまうんですよね。

 

私自身もまさにそうで、現地は裁量権を持ち、多くの意思決定をし、ビジネスを展開してきました。やりがいも大きく、楽しかったです。

 

ですが日本に帰ってからは、仕事の難易度も下がり、裁量権も減り、はっきり言って、仕事の物足りなさを感じてしまったんですよね。

 

周囲の駐在員で辞めてしまった方を見ても、この理由は多かったと感じます。

 

3. 「もう海外はいいや」となりやすいから

これも意外と多かったですが、海外駐在を経験した結果、「もう海外はいいかな。日本に住みたい」となり、海外駐在自体がない仕事へ転職する方も一定数存在します。

 

要は先ほどとは逆で、海外のカルチャーが合わなかった、あるいはもう十分らということで転職を考えるパターンですね。

 

私自身はこのパターンにはなりませんでしたが、「海外に住んでみたけど、やっぱり日本が良い」「親の介護もあるから、これからは日本で生活したい」と辞めていった元駐在員も多かったですね。

 

まとめると、

 

  1. 海外駐在は「価値観」が大きく変わる経験だから
  2. 海外と比較し、日本の仕事がつまらなく感じるから
  3. 「もう海外はいいや」となりやすいから

 

この3点が、海外駐在から帰国し、転職する大きな理由だと、駐在を経験して感じました。

 

海外駐在から帰国後、転職する方法やコツ

海外駐在から帰国後、転職する方法やコツ

 

  1. おすすめの転職方法:転職エージェント経由で転職活動をすること
  2. おすすめではない方法:転職サイト経由で転職活動をすること

 

結論、上記の通りです。それぞれ解説しますね。

 

転職エージェントの利用がおすすめな理由

まず大前提、転職サイトではなく、転職エージェントをおすすめしています。

 

なぜかというと、転職エージェントの方が「良い転職先に出会える確率が高いから」です。

 

転職エージェントは駐在経験者向けの求人が豊富

上記の通りで、転職エージェントの場合、そもそも「駐在経験者向けの求人」が多めでした。

 

なぜかというと、転職エージェントには、一般公開できないような重要なポジションを「Confidential」として扱う機能があるからなんですよね。

 

海外事業というのは、多くの企業にとっては生命線です。今後の活路を海外に見出している企業も多いですから。

 

そんなとき、特に「競合他社」には、あまり自社の動向を知られたくないと感じる企業は多いんですよね。

 

ですが一般の転職サイトを通じて、「こういう事業をやっていくために、こんな人材を募集しています!」と公募すると、他社に動向はバレますよね。

 

ですから、海外駐在経験者のようなハイクラス人材の採用の場合、転職エージェントを通じて、「Confidential案件」として、募集がされることが一般的です。

 

私自身、転職活動をした際に紹介を受けたのは、全てこの「Confidential案件」でした。この類の求人は、一般の転職サイトには出ていませんでしたね。転職エージェントの方も、そのようにはっきり言っていました。

 

ですから、貴重な海外経験を活かすなら、自分に合った求人の多い「転職エージェント」を利用することが良いです。その方が、秘匿性の高い、好条件の求人に出会えるからです。

 

転職エージェントはキャリア相談機能もおすすめ

転職エージェントの場合、専属の「キャリアコンサルタント」があなたに付きます。

 

このコンサルタントは、キャリア相談はもちろんのこと、あなたが入れそうな業界や企業、目指せる年収や条件など、転職に関することは何でも教えてくれるんですよね。

 

面倒な面接調整なども全部代行してくれる

加えて、履歴書の書き方、面接調整や面接対策、年収交渉まで、転職エージェントは全部あなたの代わりに代行して手配してくれます。

 

しかも、なんと全部「無料」なんです。利用に際しては1円もかかりません。

 

 

これは、あなたの転職が決定した際、採用企業から転職エージェントに対して紹介料が支払われるからですね。相場でいうと、だいたい年収の30%くらいが、転職エージェントの儲けになります。聞いて驚きましたが、かなり高いですよね。

 

年収交渉はエージェントに任せた方が絶対に良い

このようにいろいろとメリットがありますが、個人的に一番のメリットと感じたのは「年収交渉」です。

 

これは本当に大事なので覚えておいて欲しいですが、年収を下げて転職はおすすめではありません。なぜなら転職の場合、次の職場で必ず活躍できる保証はないからです。

 

私の知人の駐在経験者の事例

私の知人の駐在経験者で、「転職時は一度年収が下がるけど、入って結果を出せば1年で昇給するから大丈夫」と言われて転職した結果、活躍できず、2年経っても年収が上がっていない方がいます。

 

このように、もともとは転職時の年収UPを目指していたにも関わらず、年収交渉で企業から丸め込まれ、結局年収アップどころか、年収維持、ないしは下がって転職することになり、結局いまも年収が上がっていない人は一定数います。

 

それを防ぐためにも、転職エージェントを使い倒して欲しいですね。

 

私自身転職活動をしていて感じましたが、自分で「私はこの年収の価値があります」というより、第三者の立場で、「この方のスキルであれば、この年収は妥当ですよ」と言ってもらった方が、企業としても受け入れやすいですからね。

 

一方、転職サイトがおすすめではない理由

まず、「海外駐在員向けの案件が少ないから」です。

 

転職サイトといえば、例えば「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」。こういった総合型の転職サイトには、駐在経験者に合うような求人が、そもそも圧倒的に少ないんですよね。

 

これらのサイトは、どちらかというと一般的な営業、事務、製造、経理など、そういった経験を積んでいる方向けの転職サイトです。

 

私自身、様々な求人に目を通しましたが、転職サイトの求人には、「海外駐在員経験者」向けの求人は少なかったです。

 

だからこそ、前述した転職エージェントを利用することが、効率の観点でもおすすめですね。

 

前述通り、海外駐在という特別な経験があるなら、Confidential求人がある転職エージェントを利用した方が、無駄なく効率的に、海外経験を活かせる企業に出会えますからね。

 

またこれも前述通り、転職サイトの場合は年収交渉も自分でやる必要があります。なかなかハードルが高いので、年収の観点で言っても、「転職エージェント」の方が個人的には断然おすすめですね。

 

注意:帰国後、転職までの期間を空けすぎると起こる問題とは【正味期限】

結論、海外駐在経験が活きる「賞味期限」があるからです。

 

転職は「直近」の経験が最も重視される

私自身、転職活動を行って、様々な転職エージェントや企業と多く面談をしてきましたが、そこで理解したことは、企業は「直近」の経験を、最も重視するということです。

 

例えば、半年前に駐在から帰国した方と、3年前に駐在から帰国した方では、前者の「半年前に駐在から帰国した方」の方が、海外駐在経験は評価されやすいんですよね。

 

もちろん、3年前の経験であっても、そこで培ったものはあるでしょう。それを自分の言葉でしっかり説明し、相手に理解してもらえれば、経験は評価されることも事実です。

 

ですが、3年も経てば、人は培った経験やスキルは忘れていくものです。特に英語なんて、3年も全く使っていなければ、だいぶ錆びついてしまうと思います。

 

海外駐在経験を活かして転職したいなら、早めの行動が吉

ですから上記の通り、海外駐在経験を活かして転職したいなら、早めの行動が絶対に良いです。その方が経験を高く評価してくれますし、年収も上がりやすいかなと。

 

私自身、海外駐在から帰国して1年以内に転職しましたが、タイミングとしてはよかったです(元いた企業にとっては負でしかないですが…)

 

「自分が抜けると会社に大打撃だ」と心配して転職をためらう人もいますが、結論、あなた一人いなくなっても会社は回るので問題ないです。そもそも属人性の高い組織を作ってしまっている企業自体に問題がありますから。

 

会社のために自分の気持ちを抑える必要は、私はないと思っています。結局は自分の人生ですからね。自分や家族が幸せになれるよう、選択していくことが良いと思いますね

 

海外駐在から帰国後に利用して良かった転職エージェント

海外駐在から帰国後に利用して良かった転職エージェント

 

  1. リクルートエージェント【最大手の転職エージェント】
  2. JACリクルートメント【グローバル・外資系に強い転職エージェント】
  3. ロバート・ウォルターズ【全ての求人が英語を活かした求人】

 

結論、私自身が使ってよかった転職エージェントは上記の通りです。

 

日系・外資系のグローバル企業を広く知りたいなら、リクルートエージェントにまず聞いてみることがおすすめです。リクルートエージェントは人材業界最大手「リクルート」が運営している日本最大級の転職エージェントです。長年培ってきた大手企業とのコネクションがあるため、求人数は圧倒的でした。私自身、多くのグローバル求人を紹介してもらいました。

 

JACリクルートメントは、イギリスに本社がある外資系転職エージェントです。こちらは「ハイクラス人材」に特化しており、求人の質がとにかく高かったことが印象的でした。求人の数こそ、リクルートエージェントよりは少ないですが、厳選されたグローバル求人に出会えることができたのはJACリクルートメントでした。質にこだわるなら、JACリクルートメントにはじめに登録がおすすめです。

 

そしてもう一つロバート・ウォルターズは、JACリクルートメントと同じくイギリスの転職エージェントです。こちらは、JACリクルートメントより更に、グローバルに特化した転職エージェントです。ロバート・ウォルターズは求人全てが「英語力」が必要な求人であり、役職、年収も高レンジです。年収1,000万円以上はもちろん、年収2,000万円以上のクラスも普通にあるので、海外駐在経験者にはまさにおすすめですね。

 

上記3つとも、私自身使って本当に役立った転職エージェントであり、総合商社、大手メーカーなど、多くの駐在経験者が選んでいる転職エージェントです。

 

迷ったら、まずこの3つに登録し、相談してみることがファーストステップですね。利用・相談ともに無料ですし、転職をまだ決めていない段階でも、利用することができます。

 

登録は1社5分ほどあれば終わりますが、面倒に感じるかもしれません。

 

ですが登録しておけば、あなたに合った求人が出たタイミングで情報をくれるようになります。私自身、そこから良い出会いが見つかることも多かったです。

 

面倒と感じるその一瞬の感情で、この先10年、20年のキャリアが決まってしまいます。まずは今日から、やれることは進めておくことが必要不可欠です。

 

結論:海外赴任から帰国後、転職はOKです【ただし、早めの行動が必要不可欠】

結論:海外赴任から帰国後、転職はOKです【ただし、早めの行動が必要不可欠】

 

まとめます。

 

  • 海外駐在から帰国後、転職することは普通のこと。4人に1人は転職している
  • 転職エージェントを軸に転職活動をすることがおすすめ
  • 駐在経験は賞味期限があるので、転職検討しているなら早めの行動が吉

 

上記の通りです。

 

文中でも述べましたが、海外駐在経験というのは貴重です。日本は少子高齢化が進み、今後は経済が縮小していきます。これは避けられない事実です。だからこそ、これから日本の多くの企業は、「海外」に活路を見出さないとやっていけないんですよね。

 

そんな時に重宝されるのが、海外で実際に仕事をしていた「駐在経験者」です。

 

今は売り手市場ということもあり、1ランク、2ランク上の企業への転職も実現しやすいです。企業としても、良い人材が取れなくなっているので、+100万円年収アップしても、良い人材を確保したい、という意向に変わってきています。

 

前述通り、海外駐在経験は賞味期限もあります。ですから、経験を活かして転職を検討しているなら、できるだけ早めの行動が吉ですね。なかなかできない貴重な経験ですから、活かせる内に活かさないと勿体無いです。

 

ということで、大事なことなので繰り返しになりますが、転職エージェントには面倒くさがらずに登録をしておきましょう。

 

私自身も当初は面倒に感じましたが、あのとき動いてなければ、今の自分はありませんでしたから。自身の経験からも、強くそう感じます。

 

ということで、本記事は以上です。

 

今回ご紹介した転職エージェント

  1. リクルートエージェント【最大手の転職エージェント】
  2. JACリクルートメント【グローバル・外資系に強い転職エージェント】
  3. ロバート・ウォルターズ【全ての求人が英語を活かした求人】

 

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