- 英語習得までの期間ってどれくらいなんだろう?実際に英語を勉強して習得した人の話を聞いてみたいな。
本記事では、上記のような疑問に答えていきます。
私の経歴
もともとは英語は全く話せませんでしたが、英語を勉強し、今では外国人相手に何不自由なく英語を話せるようになりました。留学や海外駐在も経験し、今ではよく海外へ赴き、英語を使って商談したりしています。英語力としては、一般的にはバイリンガルと呼ばれるレベルになりました。
そんな経験があるので、英語習得に関しては、ほかの人より語れるものがあると思っています。
本記事では、英語習得までに必要な学習期間だけでなく、実体験からわかった「英語を最短で習得するための方法」もご紹介します。英語を最短で習得したい方のみ、続きをどうぞ。
Contents
英語習得までに必要な学習期間は約3,000時間
日本人が英語を習得するまでに必要な学習時間は、約3,000時間と言われています。
その内1,000時間は、すでに中高で勉強している
なお、一般的には中学・高校の勉強で約1,000時間はすでに勉強しているので、3,000-1,000で、残り約2,000時間の勉強が目安となります。
とはいえ、「2,000時間」と聞いても、実際何日間くらい勉強すればいいのか、あまりイメージが湧かないですよね。ですので、2,000時間に到達するには、1日何時間の勉強を、何日続けたら達成できるか、試算してみました。
毎日◯時間勉強した場合、2,000時間は何年かかるか?
- 毎日1時間:5年6ヶ月
- 毎日3時間:1年10ヶ月
- 毎日5時間:1年1ヶ月
ざっと、このくらいの期間が必要となります。
毎日コツコツ1時間勉強すると、なんと5年6ヶ月もかかります。相当道のりは長いです。
一方、毎日5時間勉強すれば1年弱で習得できます。ですが、学生ならまだしも、社会人で毎日5時間勉強することは、相当に難しい話です。
ただし、学習方法によって必要な学習時間は変わる
とはいえ、ここで悲観的になる必要は、実は一切ありません。大事なことは、この3,000時間という学習時間はあくまで”目安”に過ぎないということです。
なぜなら、必要な学習時間は使う教材によっても変わり、もっと言えば、学習方法や集中力によっても、大きく変わるものだからです。
たった数ヶ月で英語が話せるようになった人も多くいる!
上記の通りで、例えば私の周囲では、英語の学習を始めてから数ヶ月で、外国人と英語を話せるようになった方もいます。バイリンガルのようにペラペラとは言わずとも、普通にコミュニケーションを取るくらいには、数ヶ月でも十分なれるんですよね。これは、あまり認識されていない事実です。
実際私自身も、英語を使って外国人と話したり仕事をするレベルになるまでには、3,000時間も全くかかっていないです。もっともっと短い時間で、達成できています。
じゃあなんでそれができたかというと、短期間で英語を習得する方法を意識して続けたからですね。ではその方法はどういうものか、具体的な方法を解説しますね。
英語を最短最速で習得する方法
- 毎日少しでも勉強を続ける
- インプットとアウトプットを高速で回す
- 使う教材やサービスにこだわり、そして絞ること
私が意識していたことは上記の3つです。この3つは、数ヶ月で英語を話せるようになった知人も全員共通していた点です。
それぞれわかりやすく詳細や理由をご紹介します。
1. 毎日少しでも勉強を続ける
まず大事なことは、毎日少しでもいいから、勉強を続けることです。
英語上達の最大の秘訣とは
それは「継続」です。毎日多くの時間が取れずとも、毎日コツコツ継続することが、上達への近道です。
英語は毎日続けるからこそ、覚えたことが定着していきます。途切れ途切れに勉強しても、前回覚えたことを忘れてしまっていたりします。その結果、同じ場所の勉強を何度も繰り返し、一向に前に進まない。そんなことも起こってしまうんですよね。
それを防ぐために有効なのが、シンプルですが「毎日継続すること」です。
私自身、社会人として働きながらも英語を勉強しましたが、毎日1時間以上勉強できたわけではありません。それでも、最低5分は、毎日必ず英語に触れるようにしていました。そして勉強できる日に、1時間以上などまとまった時間をかけて勉強をしていました。
このように、毎日5分でも良いので、毎日勉強を途切れさせず、英語の勉強を続けることで、私は英語が上達していきました。
勉強する時間帯も工夫を入れると良い
余談ですが、人間の脳は、「集中しやすい時間」や「記憶しやすい時間」など、時間帯によって脳の働き方が変わります。
脳の働きに合わせて、「時間帯によって学習する内容を変える」ことも、最短で英語を習得するためには押さえておきたいポイントですね。
参考までに私の場合、以下のように時間を活用し、勉強をしていました。
私の事例:英語学習で主に使っていたサービス
- 英会話スクール
- 英語アプリやサイト
- 英語教材(スクールのものや、買ったもの)
私の事例:1日の勉強スケジュール
- 朝:昨夜覚えたことを5分で復習。その後は教材を使って勉強
- 移動時間:アプリで学習
- 日中や夜:英会話スクールなどでアウトプット
- 寝る前:単語など覚える系を頭に詰め込む
こんな感じで勉強していました。
朝型は脳の働きが一番活発なゴールデンタイムです。ですのでこの時間帯には、教材など使った本格的な勉強をよくしていました。移動時間はアプリで手軽に勉強し、休日の日中や平日夜は、英会話スクールでアウトプットし、寝る前は単語などの記憶物をやっていました。
脳の働きの事例:記憶は寝ているときに定着する
上記にも書いていますが、記憶は寝ているときに定着するので、単語や文法など覚える系は、寝る前の10分でやることがおすすめです。そして、翌朝起きたらその内容を復習することで、より脳に定着しやすくなります。
このように、脳の働きに合わせて勉強するだけでも、学習時間は大きく短縮できます。短期間で英語が話せるようになった人ほど、脳の仕組みを理解しながら勉強しているので、ぜひ上記のようにやってみてくださいね。
なお社会人の場合は「通勤時間の活用」もおすすめですが、おすすめの勉強法は通勤時間にできる英語勉強法【電車の時間を活用しよう】でまとめています。通勤時間のお供にどうぞ。
2. インプットとアウトプットを高速で回す
短期間で英語力を劇的に伸ばすのであれば、インプットとアウトプットを高速で回していくことが必要です。覚えたことをその日中に外国人相手に使ってみる、そしてまた新しい言葉を覚える。これを繰り返していくと、面白いように英語力は上がります。
インプットだけでも、アウトプットだけでもダメ
英語の勉強は、ただ教材でインプットをしていてもダメです。インプットしたことを声で発したり、外国人相手に会話練習を積むからこそ、上達していきます。
また、ひたすらアウトプットをしていてもダメです。適切なインプットがあるからこそ、アウトプットを通じて使える英語が増えていきます。
だからこそ、インプットとアウトプットのバランスが大事なんですよね。その上で、それを高速で回していくイメージです。
私自身は、教材やアプリでインプットし、英会話教室でアウトプットしながら、英語力を伸ばしてきました。特にアウトプットは、ないがしろにされがちですが、必ず必要なステップです。ですから、「英会話スクール」を利用するなりして、外国人と話す機会を作る必要があります。
3. 使う教材やサービスにこだわり、絞ること
最後は、使う教材やサービスにこだわり、そして絞ることです。これが、英語を最短最速で習得するための秘訣の一つです。
良質なサービスにこだわり絞ることのメリット
結論、そのサービスを使うだけで、順調に英語力が伸びていくからです。
良い教材やサービスは、それを徹底的に使うだけでも、英語力は伸びていくものです。私自身も振り返ると、本当に良い教材やサービスを集中して使っていた時が、一番英語力は上がりました。
【悲報】質の良くないサービスや教材をいくら使っても、実力は伸びない
一方、質の悪いサービスや教材を使っていると、いくら時間をかけて勉強しても、実力は伸びていきません。
使うサービスや教材を闇雲に広げるのは更にNG
それどころかもっとNGなのは、質のよくないサービスや教材に、多く手を出しすぎることです。これが本当に一番NGです。
なぜなら、身にならない上に、学習範囲がダブるからです。
- 文法の教材A:過去分詞を学ぶ
- 文法の教材B:過去分詞を学ぶ
例えば上記のように、異なる英語教材を2つ使った場合、学習範囲はどうしてもダブります。それだと、無駄なんですよね。
それなら、それ一つで必要な知識を網羅できるような質の高いサービスや教材を使うことが、何倍も効果が高いです。
ということで、本当に質の高い英語学習サービスに絞り、使うことをぜひ意識して欲しいです。
なお、英語を話せるようになりたい場合、「英会話スクール」や「英語アプリ」を使うことが近道なので、それらでオススメのサービスを紹介しますね。
おすすめの英会話スクール
- シェーン英会話【講師の質の高さがピカイチ!!質の高さを重視したい方向け】
- イングリッシュ・ビレッジ【コスパ良し。価格重視の方向け】
- NOVA【大手の安心感・バランス重視の方向け】
結論、英会話スクールに関しては、上記の3つであれば間違いないです。
上記にも書いていますが、質重視であればシェーン英会話、価格重視であればイングリッシュ・ビレッジ、トータルのバランス重視であればNOVAが良いです。
英会話ができるようになりたいなら、こういった英会話スクールを有効活用することで、良質なアウトプット機会を得られます。上記3社は無料体験レッスンもやっているので、まずは参加してみることが良いですね。
英会話教室はなかなか違いが比較しにくいですが、上記3社含む、おすすめの英会話教室は【おすすめ英会話教室】本当におすすめな英会話スクール7つを、バイリンガルが比較紹介の記事で、7社をわかりやすく比較しました。
こちらも参考に、アウトプットの機会をまずは作るようにしましょう。
おすすめ英語学習用アプリ
英会話スクールに通ってアウトプットすることも大切ですが、英会話教室の効果を最大化するためには、「予習」してインプットをしておくことも非常に大事です。
インプットの点で、手軽に英会話の予習ができて、なおかつ英会話の実力がつくサービスとして、おすすめはスタディサプリ ENGLISHです。
スタディサプリEnglishはリクルートが出している英会話・TOEIC学習アプリでして、累計632万ダウンロード*も突破した超人気アプリです。
*上記DL数は、2022年12月31日時点、日常英会話コース、新日常英会話コース、ビジネス英語コース、TOEIC®L&RTEST対策コースの累計DL数
実際のスマホの画面。スマホで英会話が学べます
コースは2つあり、「日常英会話コース」は月額2,178円、もう一つの「TOEIC対策コース」も月額3,278円で学べるので、英会話教室でアウトプットする前のインプットツールとして最適です。
スタディサプリEnglishは7日間の無料体験があります。PCかスマホがあればお試し可能なので、トライしてみることが吉ですね。英会話教室と異なり、誰かと話すことなく、一人で気楽に学習ができます。
以下公式サイトから申し込むと、無料で7日間お試し可能です。
まとめ
英語習得までの期間はおよそ3,000時間でしたが、今回ご紹介した方法を使うことで、英語習得までの時間を圧倒的に短縮することは可能です。だからこそ、使うサービスや学習方法にこだわりきることが大切ですね。
最後に、私は英語ができるようになってから人生が大きく変わりました。留学や海外駐在のチャンスを掴めましたし、海外で生活し、海外で働く、そんな経験もできました。
また、英語ができるようになってからは、仕事の年収や役職も上がりました。今も定期的に転職活動をしていますが、今より年収100万円以上高いオファーも来るようになりました。
英語は習得までに一定の時間を有しますが、それ以上の見返りがあるスキルです。今日から行動すれば、最短数ヶ月後には外国人相手に英語を話せる自分になれますよ。応援しています!
ご紹介したおすすめ英会話スクール【まずは無料体験レッスンから】
- シェーン英会話【質の高さを重視したい方向け】
- イングリッシュ・ビレッジ【価格重視の方向け】
- NOVA【バランス重視の方向け】
ご紹介したおすすめ英語アプリ【こちらも無料体験可能です】
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